カリフォルニア


by watashidakeiko
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保育園日記『木登り』May/2007

シュタイナーカレッジの幼児教育トレーニングで、まず教わるのは「模倣に値する大人であること」「子供の遊びを邪魔しないこと」

「模倣に値する、、」は、もう自分の精神性の自己鍛錬しかなく毎日「ああ〜」まだまだと反省しきり。

「子供の遊びを邪魔しない」というのも、簡単そうでまた難しい。特にまず子供が安心して遊べる環境を作ること、しっかりしたルール作りをすること、そしてルールをみんなに知らせておくことが大切になる。

例えば、木から吊るしたロープ。腕の筋肉がついてくるとターザンのようにぶら下がってロープからロープへと渡り歩ける。
これを、小さい子に大人が手伝ってロープにつかまらせても、ぶら下がれる筋力がついていないから、すぐに落ちる。これでは、安全とは言えない。

木登りもしかり。
登れるものは降りられる。登れない木は、それだけの筋肉がまだついていないのだから、無理に登らせると降りて来られなくなり危ない。
逆にどんどん高く登ってしまう子供には「自分の手首よりも細い枝には体重をかけるな」とか「常に木を抱く形でいること。木と背中合わせになってはいけない」、その枝まで行ったらもうそれ以上上に登ってはいけない」とか、限界の目安を教えてあげる必要がある。あくまでも、判断力のある大人のルールの中で安全に遊ばせるのだ。

うちの園の木は登りにくく、唯一もうすぐ5歳のDちゃんだけが、木登りをしていたが、先日Dちゃんに手ほどきを受けた4歳のT君。毎日、赤ちゃんが歩く練習をするように、木にぶら下がる練習をし、身長が少し高くなったのが手伝ってようやく念願が叶った。
「みて、僕ここにいるよう〜。もう、下から眺めなくてもいいんだ。こんな高いところから眺めおろしているんだよ〜。みて〜。みて〜」もうこのときの目の輝きは、忘れられない。

この日あたりから、T君はうんと成長した気がする。蝶の幼虫が、一枚脱皮したようなそんな感じだ。
4歳半の反抗期も終わり、幼稚園に行く心の準備ができてきた、そんな感がある。
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by watashidakeiko | 2010-05-14 12:46 | 保育園日記